お正月、松陰神社へ。|世田谷線に乗って歩いた松陰神社前という街

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お正月。

東急世田谷線に乗って、 松陰神社へ行きました。

私が尊敬する人物の一人、 吉田松陰先生を祀る神社です。

目的は松陰神社への参拝でしたが、 駅を降りて街を歩いてみると、 神社だけではなく、 松陰神社前という街そのものが印象に残りました。

世田谷線の小さな駅。

駅から続く商店街。

住宅。

個人のお店。

そして、その先に松陰神社があります。

都心からそれほど離れていないのに、 東京の大きな駅とはまったく違う時間が流れていました。

世田谷線に乗ると、東京が少し変わる

松陰神社前駅があるのは、 東急世田谷線です。

三軒茶屋から下高井戸までを結ぶ、 東京では少し珍しい雰囲気を持つ路線です。

大きなターミナル駅を結ぶ電車とは違います。

住宅街の中を走り、 小さな駅に停まりながら進んでいく。

車窓から見える街との距離も近い。

電車に乗っているというより、 街の中を通っていく感覚があります。

松陰神社前も、 そんな世田谷線らしい駅の一つです。

東京なのに、どこかローカル。

でも、決して街が止まっているわけではありません。

駅を降りると、商店街がある

松陰神社前駅を降りて、 松陰神社へ向かいます。

駅から神社までは、 歩いて数分ほど。

その途中に、 松陰神社通り商店街があります。

これが、 今回歩いていて面白かったところです。

神社だけがぽつんと残っているわけではありません。

その周囲に住宅があり、 店があり、 人が歩いています。

古くからありそうなお店もあれば、 今の街に合った店もある。

いわゆる巨大な商業施設ではありません。

でも、 街として寂れている感じもしない。

神社へ向かう道と、 そこで暮らす人の日常が重なっています。

その先に、松陰神社

松陰神社は、 幕末の教育者・思想家である 吉田松陰先生を祀る神社です。

吉田松陰先生は、 安政6年(1859年)、 安政の大獄に連座し、 30歳の若さで亡くなりました。

その4年後。

門下生だった高杉晋作、伊藤博文らによって、 この世田谷・若林の地へ改葬されています。

そして明治15年(1882年)、 門下の人々によって墓畔に社が築かれ、 現在の松陰神社へとつながっています。

境内には、 吉田松陰先生の墓所があります。

さらに、 松陰先生が塾主を務めた 松下村塾を模した建物もあります。

歴史の教科書に出てくる人物が、
東京の住宅街の中にいる。

実際にこの場所へ来ると、 歴史との距離が少し近くなります。

私が、吉田松陰先生を尊敬する理由

私自身、 吉田松陰先生を尊敬しています。

幕末の人物ですから、 現在とは時代も社会もまったく違います。

それでも、 松陰先生について読むたびに印象に残るのは、 人を育てた人だったということです。

松下村塾からは、 その後の日本に大きな影響を与える人物たちが育ちました。

自分だけが何かを成し遂げるのではなく、 人に考えるきっかけを与え、 次の人へつないでいく。

短い生涯だったにもかかわらず、 その影響が現在まで残っています。

お正月にここへ来ると、 今年は何をするのか。

どう仕事をするのか。

そんなことを、 少し考えます。

神社のある街は、なぜか歩きたくなる

これは統計の話ではなく、 街を歩いていて感じることです。

東京には、 神社や寺を中心に 街が続いてきた場所がたくさんあります。

参拝する人が来る。

その道に店ができる。

近くに人が住む。

祭りがある。

地域の人が集まる。

時代が変わっても、 街の中に「人が向かう場所」が残ります。

松陰神社前を歩いていても、 そんなことを感じました。

神社があるから、 それだけで街が栄えるという単純な話ではありません。

でも、 街の名前にまでなっている神社があり、 そこへ続く商店街があり、 その周囲に暮らしがある。

街に中心があることは、 やはり強い。

渋谷に近いのに、この空気

もう一つ面白いのが、 この場所の立地です。

松陰神社前は世田谷区若林。

世田谷線で三軒茶屋へ出れば、 その先は田園都市線で渋谷へつながります。

松陰神社の公式案内にも、 渋谷方面からのバスアクセスがあります。

つまり、 東京の中心部から大きく離れた場所ではありません。

それでも、 駅を降りると空気が変わります。

巨大な駅ビルがあるわけではない。

高層ビルが並んでいるわけでもない。

小さな電車が走り、 商店街があり、 住宅街があり、 その先に神社があります。

都心への近さと、 ローカルな街の感覚が同居している。

ここは、 松陰神社前という街のかなり大きな魅力だと思いました。

便利になったから、街が面白いのではない。
昔からあるものが残っているから、面白い街もある。

不動産を見るなら、地面も見る

そして世田谷を歩くなら、 建物だけでなく 地形も見ておきたいところです。

東京は、 どこも同じ地面の上にできているわけではありません。

台地があります。

低地があります。

川があります。

谷があります。

同じ世田谷区の中でも、 場所によって地形は変わります。

街の歴史をたどっていくと、 道路や坂、 昔から人が暮らしてきた場所と、 地形との関係が見えてくることがあります。

マンションや土地を見るときも、 価格や駅距離だけではなく、 その街がどんな地面の上にできているのかを知っておくと、 見え方が少し変わります。

東京の街は、地面から見ると面白い。

武蔵野台地、関東ローム層、洪積台地と沖積低地。 街の下にある地形と地盤から、 東京を見ています。

東京の地面を覆う、関東ローム層について読む →

洪積台地と沖積低地の違いを見る →

街を見るなら、駅から目的地まで歩いてみる

不動産を見るときも、 私はできるだけ街を歩きます。

駅を降りる。

物件まで歩く。

商店街を見る。

坂を見る。

公園を見る。

人を見る。

地図では数分の距離でも、 実際に歩いた印象は街によってまったく違います。

今回も、 松陰神社だけを見て帰っていたら、 世田谷線の空気や、 商店街の様子までは それほど印象に残らなかったかもしれません。

目的地までの途中に、 その街らしさがあります。

お正月、松陰神社へ

神社を出て、 また商店街を歩きます。

そして、 小さな松陰神社前駅へ戻ります。

世田谷線がやってきます。

華やかな観光地へ行ったわけではありません。

それでも、 良いお正月でした。

尊敬する人を祀る場所へ行き、 その周りにある街を歩く。

東京には、 まだこういう場所がたくさんあります。

今年も、 物件だけではなく、 その物件がある街まで見ていきたいと思います。

お正月、松陰神社へ。

世田谷線の小さな駅と、商店街。
その先に、街の名前になった神社がありました。

東京の街を、もう少し歩く。

東京の地面を覆う、赤い土。

武蔵野台地を広く覆う関東ローム層。 東京の街を、地面の下から見ていきます。

関東ローム層の記事を読む →

東京の地盤は、二つに分かれる。

洪積台地と沖積低地。 東京の土地を見るときに知っておきたい地形の違いです。

洪積台地と沖積低地の記事を読む →

物件を見るなら、街も歩く。

室内だけでは分からないことがあります。 駅から物件までの道も、内見の一部です。

内見について読む →

松陰神社

東京都世田谷区若林4-35-1
東急世田谷線 松陰神社前駅から徒歩約3分

松陰神社 公式サイト →

株式会社 blue blooded

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