一年の終わり、勝どきの空を見ながら。|勝どきザ・タワー13階で感じた借景と眺望
一年の終わり。
勝どきザ・タワーへ行きました。
西側、13階のお部屋です。
タワーマンションで13階というと、 決して高層階ではありません。
それでも、 窓の外を見たときに最初に感じたのは、
「空が広い。」
ということでした。
高さだけでは分からない眺望があります。
そして、 部屋の中から見える景色は、 その部屋だけでつくられているわけでもありません。
13階でも、空は広かった
タワーマンションの眺望というと、 どうしても高層階を想像します。
30階。
40階。
50階。
高くなるほど眺望が良くなる。
それ自体は、 間違いではありません。
でも実際に部屋を見ていると、 階数だけでは説明できない眺望があります。
今回のお部屋は13階。
西側です。
窓の先に大きく視界を遮るものが少なく、 思っていた以上に空が広く見えました。
タワーマンションの中では低い方の階でも、 前が開けていれば、 十分に気持ちの良い景色になります。
眺望は、何階かだけでは決まらない。
その窓の前に何があるのか。
そして、その先にどれだけ空があるのか。
「借景」という見方
この部屋を見ながら、 「借景」という言葉が浮かびました。
もともとは、 庭園の外にある山や森などを 庭の景色の一部として取り込む考え方です。
自分の敷地の中だけで、 景色を完成させない。
外にある景色まで、 自分のいる場所から見える風景の一部にする。
マンションの眺望にも、 少し似たところがあります。
窓の外に見えているものは、 もちろん自分のものではありません。
空も。
街並みも。
遠くに見える建物も。
それでも、 その部屋で暮らしている間は、 毎日その景色を見ることになります。
朝。
夕方。
雨の日。
晴れた日。
季節によっても、 光によっても、 同じ窓から見える景色は変わります。
低層階だから、眺望を諦める必要はない
タワーマンションを探していると、 「せっかくなら高層階」 という希望をいただくことがあります。
よく分かります。
ただ、 高層階になるほど 価格や賃料も上がりやすくなります。
そこで一度、 階数から離れてみます。
見るのは、 窓の前です。
向き。
前面の建物。
建物までの距離。
将来建物が建つ可能性。
バルコニーの形。
窓の大きさ。
そして、 実際に部屋の中に立ったときに どこまで視線が抜けるのか。
20階より15階の方が 好きな景色ということもあります。
同じ13階でも、 住戸の向きが変われば まったく違う部屋に感じることもあります。
「高い階=良い眺望」だけでは、 少しもったいない。
そして、師走の勝どき
部屋を出て、 勝どきの街を歩きました。
年末です。
師走の東京というと、 もう少し慌ただしい景色を想像します。
ところが、 この日の勝どきは 思っていたより静かでした。
もちろん、 人がいないわけではありません。
マンションから出てくる人がいて、 買い物へ向かう人がいて、 家族で歩いている人もいる。
でも、 都心の繁華街のような せわしなさとは少し違います。
年末なのに、 どこか落ち着いている。
この街に住んでいる人たちの 生活の余裕のようなものを感じました。
タワーマンションが並ぶ街なのに、
思っていたより静かだった。
年末の勝どきを歩いていて、 それが少し印象に残りました。
勝どきは、暮らす人の街になった
勝どきの景色は、 ここ十数年で大きく変わりました。
タワーマンションが増え、 街を歩く人も増えました。
ただ、 実際に歩いてみると、 高層建築が集まっているだけの街ではありません。
スーパーへ行く人。
犬を連れて歩く人。
子どもと一緒に歩く人。
家へ帰る人。
華やかなタワーマンションの外側には、 普通の日常があります。
むしろ、 その日常を見る方が 街のことはよく分かるのかもしれません。
窓から見える景色も、部屋の一部
不動産の資料には、 面積が書いてあります。
間取りがあります。
階数があります。
方角もあります。
でも、 「空がどれくらい広く見えるか」 という項目はありません。
窓の前に立ったときに感じることも、 数字にはなりません。
だから、 実際に部屋を見る意味があります。
今回の13階も、 数字だけを見ていたら 「低層階」と整理して終わっていたかもしれません。
でも、 実際に窓の前に立つと、 そこには思っていた以上に広い空がありました。
一年の終わり、勝どきの空を見ながら。
高いか、低いかではなく。
その部屋から、何が見えるのか。
勝どきを、もう少し知る。
株式会社 blue blooded
田町・芝浦サロン