
ラ・トゥール汐留を実際にご案内|アクティ汐留と一体になった、少し異質なラ・トゥール
久しぶりに、ラ・トゥールをご案内しました。
今回は、浜松町の ラ・トゥール汐留。
ラ・トゥールという名前から想像するものとは、 少し違う一棟です。
それが、私は結構好きです。
まず、この建物の成り立ちが面白い。
ラ・トゥール汐留だけが、 一本の独立したタワーとして建っているわけではありません。
同じ建物の中には、 アクティ汐留があります。
アクティ汐留の住宅は3階から44階。
そして、そのさらに上。
45階から56階が、ラ・トゥール汐留です。
同じ建物にありながら、 入口も住まいとしての位置づけも違う。
下から建物を眺めているだけでは、 意外と分かりにくいところです。
一つの建物の中に、
二つの住まいがある。
ラ・トゥール。でも、少し違う。
ラ・トゥールには、 共用施設そのものが魅力になっている物件があります。
ラウンジ。
フィットネス。
パーティールーム。
コンシェルジュ。
ホテルのような空間をつくり、 建物へ帰ってきた瞬間から非日常を感じさせる。
それもラ・トゥールというブランドの魅力です。
でも、汐留は少し違います。
24時間のコンシェルジュサービスなどはありますが、 最近の高級タワーのように、 共用施設の数や華やかさを競うことが この建物の中心ではありません。
実際に歩いてみても、 印象に残るのは豪華な共用部の数ではない。
上へ行くほど、この建物の意味が分かってくる。
100㎡を超えてから始まる。
ラ・トゥール汐留の面白さは、 共用部より、むしろ住戸にあります。
2LDKでも100㎡を超えるプランがあり、 3LDKでは160㎡、170㎡を超える住戸もある。
さらに大きな住戸もあります。
都心のタワーマンションを見慣れていても、 この広さになると空間の感じ方は変わります。
部屋数を詰め込むというより、 一つひとつの空間に余白を残す。
窓の外には、東京。
浜離宮、汐留、東京湾。
45階より上という高さそのものが、 このマンションの共用施設なのかもしれません。
共用部を豪華にするのではなく、
東京そのものを、窓の外に置く。
URのタワーを見ていると、似たものを感じる。
この建物を見ていると、 私はほかのタワーを思い出します。
月島のムーンアイランド。
勝どきの勝どきビュータワー。
晴海のスカイリンクタワー。
こうしたURが関わるタワーには、 民間の高級分譲タワーとは少し違う空気があります。
建物は大きい。
立地もいい。
でも、 豪華なラウンジやゲストルームを何種類もつくって 「ここが高級です」と見せる方向ではない。
住宅として必要なものをつくり、 その場所に多くの人が暮らす。
もちろん、建物ごとに成り立ちも仕様も違います。
それでも何棟も実際に見ていると、 住宅に対する考え方の違い を感じることがあります。
共用施設は、多ければいいのか。
タワーマンションを見るとき、 共用施設の数は分かりやすい魅力です。
ラウンジがある。
ゲストルームがある。
ジムがある。
パーティールームがある。
パンフレットを見ても華やかです。
ただ、実際に住むとなると、 別の見方もあります。
自分は、本当にそこを使うのか。
使わない共用施設のために、 建物全体の維持費がかかることをどう考えるのか。
賃貸であれば、 その華やかさが賃料にどこまで反映されているのか。
共用施設が少ないことは、 必ずしも「物足りない」と同じではありません。
使わない豪華さより、
毎日使う便利さ。
そんな選び方があってもいいと思います。
その意味では、1階のスーパーはかなり強い。
ラ・トゥール汐留で、 私が実用面から評価したいのがここです。
建物の1階に、スーパーがあります。
高級賃貸の記事で、 スーパーの話をするのは少し地味かもしれません。
でも、住むなら大事です。
浜松町は交通については非常に便利です。
JR。
大江戸線。
浅草線。
モノレール。
東京の中だけでなく、 羽田空港を頻繁に使う方にも便利な場所です。
一方で、住宅街として発展してきた街ではないため、 日々の買い物については、 住む場所によって印象が変わります。
そこで、 自宅の建物にスーパーがある。
雨の日でも。
帰宅が遅くなった日でも。
仕事帰りに少し買い物をして、 そのまま上へ。
これはラウンジより頻繁に使う人も かなり多いのではないでしょうか。
非日常を眺めながら、
日常は、ちゃんと便利に。
浜松町は、住む街になった。
浜松町は長い間、 「住む街」というより 「働く街」という印象の強い場所でした。
でも、今は違います。
浜松町から汐留へ。
反対側へ歩けば芝公園、芝浦。
少し先には竹芝。
再開発によって街の使われ方そのものが 少しずつ変わってきました。
その変化を考えると、 2004年からここに建っている ラ・トゥール汐留とアクティ汐留は、 今ではむしろ興味深い存在です。
新しい浜松町に建ったマンションではない。
浜松町が変わっていく時間を、 ずっと見てきたマンションです。
新しいからいい、とは限らない。
2004年竣工です。
もちろん、 もっと新しい高級賃貸はいくらでもあります。
最新の設備。
華やかな共用施設。
新しいデザイン。
それを求めるなら、 ほかのマンションの方が合うこともあります。
でも、 久しぶりにラ・トゥール汐留へ来ると、 やはりいい。
建物の新しさとは別のところに、 このマンションの価値があるからだと思います。
浜松町駅に近い。
上層階に住む。
部屋は広い。
日常の買い物にも困りにくい。
そして、 窓の外には東京が広がる。
豪華さを足していくのではなく、
立地と広さと高さで、贅沢をつくる。
ラ・トゥール汐留は、
そんな一件だと思います。
BAY AREA / ACTUAL VIEWINGS
湾岸・都心で、実際にご案内した住まい。
月島、勝どき、芝浦、浜松町、有明。
私たちが実際にお客様と歩いた一件をまとめています。