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マンション購入で不動産会社をどう選ぶ?|中古マンション購入で見るべきこと

私たちの、考え方

中古マンションを買う。

価格。広さ。駅距離。築年数。間取り。階数。眺望。

ポータルサイトを見れば、かなりの情報を比較できます。

1LDKなのか。
2LDKなのか。
3LDKなのか。

ペットと暮らすのか。
車があり、駐車場が必要なのか。
5年、10年先に売却する可能性があるのか。

条件が一つ変わるだけで、同じマンションでも評価は変わります。

そして、マンション購入ではもう一つ、先に考えていいものがあります。

その一件を、誰と見るか。

この記事では、まずマンション購入で不動産会社を選ぶ一般的な判断基準を整理します。

そのあとで、私自身なら何を見るのか。

最後に、大手を含めた売買仲介の内側について書きます。

01|一般的な判断基準

一般的には、マンション購入で何を見るのか。

ここでは、私たちの会社の話はしません。

中古マンションを購入するとき、不動産会社を選ぶ一般的な判断基準から考えます。

01|中古マンションの売買を普段から扱っているか。

賃貸と売買では、同じ不動産でも見るところが違います。

売買価格だけではありません。

管理費。
修繕積立金。
長期修繕計画。
管理状態。
住宅ローン。
税金。
将来の売却。

購入してから関係してくるものまで含めて見る必要があります。

だからマンション購入なら、 物件を紹介できるかではなく、中古マンション売買を普段から扱っているか。

まず、そこを確認します。

「紹介できる会社」より、「購入を考えられる会社」か。

02|マンション価格と相場を説明できるか。

1億円だから高い。

8,000万円だから安い。

マンション価格は、そう単純には判断できません。

同じマンションでも、

階数。
方角。
眺望。
間取り。
専有面積。
室内状態。

これだけで価格差が生まれます。

さらに、

同じマンションの成約事例。
現在売り出されている住戸。
周辺の中古マンション。
競合するタワーマンション。

そこまで比較して初めて、 「この価格をどう見るか」 が分かってきます。

「高い・安い」ではなく、「なぜこの価格なのか」を説明できるか。

03|室内以外も見ているか。

内見すると、どうしても室内に目が向きます。

キッチン。
リビング。
収納。
眺望。

もちろん重要です。

ただ、マンションを購入するなら、

エントランス。
共用部。
管理状態。
駐車場。
駐輪場。
ゴミ置場。
周辺道路。
駅からの道。
隣接建物。

こうした部分も見たいところです。

ペットと暮らすなら、 「ペット可」だけでは足りません。

頭数や大きさ。
管理規約。
共用部の使い方。
散歩へ出やすい動線。

車があるなら、 「駐車場あり」だけでは足りません。

空き状況。
車両サイズ。
出庫のしやすさ。
周辺道路。

暮らし方によって、見る場所は変わります。

04|住宅ローンと資金計画を考えられるか。

住宅ローンは、 「いくら借りられるか」 だけではありません。

どこまで借りるのか。

自己資金をどこまで使うのか。

手元にいくら残すのか。

金利が上がった場合はどうか。

管理費・修繕積立金・固定資産税まで含めた毎月の負担はどうか。

5年、10年で売却する可能性はあるのか。

物件と資金計画は、別々に考えない方がいいと思います。

05|将来売る可能性まで見ているか。

「ずっと住むつもりです。」

そう考えてマンションを買う方もいます。

それでも、人生は変わります。

転勤。
結婚。
子ども。
独立。
海外赴任。
親との同居。

将来の価格を正確に予測することはできません。

ただ、

駅距離。
管理。
間取り。
眺望。
周辺供給。
再開発。

将来売却するときの判断材料はあります。

「住みたいか」と同時に、「いつか売るならどうか」も考える。

06|地盤や災害リスクまで確認するか。

マンション購入では、建物の中だけを見ればいいわけではありません。

そのマンションが、 どんな土地の上に建っているのか。

地盤はどうか。

液状化の可能性はどうか。

杭や基礎はどう考えればいいのか。

ハザードマップではどうなっているのか。

特に湾岸マンション、川沿いのマンション、高層マンション、タワーマンション、中古マンションを購入するとき、地盤を気にする方は少なくありません。

ただし、

「地盤が弱い地域だから、そのマンションは危険。」

と単純に判断するものでもありません。

土地の成り立ち。
基礎。
杭。
建物。
ハザード。

それぞれを分けて確認する必要があります。

マンションは、建物だけを見ない。地面の下まで確認する。

07|大手不動産会社という選択肢。

数千万円。

場合によっては億単位。

マンション購入では、大きなお金が動きます。

「多少費用がかかっても、名前を知っている会社で安全に取引したい。」

そう考える方もいると思います。

豊富な取引件数。
会社としての信用。
契約を確認する仕組み。
組織としての対応力。

これは大手の明確な強みです。

会社としての信用と安全性を最優先するなら、大手を選ぶのは合理的です。

一般論なら、ここまででも選べます。

中古マンションの取引経験。
価格と相場。
管理と共用部。
住宅ローン。
将来売却。
地盤。
会社としての信用。

ここまで確認すれば、マンション購入の不動産会社選びとしては、かなり十分です。

大手を選ぶのもいい。

マンション売買に強い会社を選ぶのもいい。

地域に詳しい会社を選ぶのもいい。

それぞれに理由があります。

私自身がマンション購入を任せるなら、もう一つ見ます。

02|私自身の考え

ここからは、私自身の考えです。

ここからは一般論ではありません。

私自身が不動産会社を選ぶなら、という話です。

その人は、契約を進めるだけでなく、止めることができるか。

買いたい人に、「買わない方がいい」と言えるか。

お客様がマンションを気に入っている。

住宅ローンも組めそうだ。

資金計画も成立する。

あとは申し込めば、契約に近づく。

営業担当者にとっては、話を進めやすい場面です。

でも、価格が高いと思ったらどうするか。

「私は、この価格なら少し考えた方がいいと思います。」

と言えるか。

お客様が眺望を気に入っていても、

「この眺望に、この価格差を払う必要があるかは考えましょう。」

と言えるか。

そして、購入そのものについても、

「今は買わないという選択肢もあります。」

と言えるか。

契約を進める力だけでなく、契約を止める力も見る。

お客様の考えに、反証できるか。

お客様が、「絶対に、このマンションがいい。」と言っている。

そのとき、「そうですね。」と言う方が契約には近づきます。

でも、自分の見方が違うなら、

「私は少し違うと思います。理由は――」

と言えるか。

もちろん、最後に決めるのはお客様です。

賛成する材料だけでなく、反対する材料も同じテーブルに置く。

一件を気に入ったときほど、比較する。

たとえば、プラウドタワー芝浦を気に入った。

それでも、ブランズタワー芝浦を見る意味があります。

キャピタルマークタワーならどうか。

グローバルフロントタワーならどうか。

芝浦アイランドならどうか。

新しさ。
駅からの距離。
広さ。
眺望。
管理。
価格。

同じ芝浦でも、何を優先するかによって答えは変わります。

1LDKを買う方と、2LDKや3LDKを買うファミリーでも違います。

ペットがいる。
車がある。
駐車場が必要。
高層階を希望する。

条件が変われば、同じマンションの評価も変わります。

一件を気に入ったときほど、もう一件を見る。

そして、室内から地面の下まで見る。

眺望がいい。

間取りがいい。

価格にも納得した。

それでも購入なら、

管理。
修繕。
将来売却。
周辺環境。
そして地盤。

そこまで一度見てから決めても遅くありません。

条件は検索できる。
その条件で本当に買っていいかは、検索だけでは決められない。

03|不動産会社側から見えること

ここからは、売買仲介の内側の話です。

なぜ私が、「契約を止められるか。」まで見るのか。

ここからは、不動産会社側から見える話です。

大手には、大手の強さがある。

大手不動産会社は、多くの売買取引を扱います。

契約を組織として確認する。

大きな金額の取引を進める。

会社として長年積み上げてきた信用がある。

これは非常に大きな価値だと思っています。

「人」より「会社」を信用して、安全に取引したいなら、大手は強い。

それは一つの合理的な選択です。

ただし、担当者は会社員でもある。

営業担当者には、目標があります。

評価があります。

異動があります。

昇進があります。

仲介手数料についても、担当者がすべて自由に決められるわけではありません。

会社のルールがあります。

これは悪いことではありません。組織として当然です。

会社の信用と、担当者という人間への信頼は、分けて考えてもいい。

感じがいいことと、信頼できることは同じではない。

説明が上手い。

感じがいい。

レスポンスが速い。

もちろん大切です。

でも、私がもっと見たいのは、

契約を失うかもしれない場面で、本当のことを言えるか。

です。

大手にも、本当に信頼できる担当者はいます。

そして、そういう人ほど会社からも評価される。

役職が上がる。

管理する側へ進む。

それも組織として自然なことです。

不動産会社にも、契約を取りたい事情がある。

会社ですから、売上が必要です。

営業であれば、数字と無関係ではいられません。

お客様が買いたい。
住宅ローンも通る。
契約できる。

そんな一件を前にして、

「やめた方がいいと思います。」

と言うことは、思っているより簡単ではありません。

その一言で、契約がなくなるかもしれないからです。

信頼を見るなら、「契約を取れるとき」より、「契約を失うかもしれないとき」を見る。

SHIBAURA

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マンションを買う前に、その一件を誰と見るか。

中古マンションは、一件ずつ違います。

同じ建物でも、1LDKと3LDKでは違う。

高層階と低層階でも違う。

方角も、眺望も、価格も違う。

ペットがいるか。

車があるか。

5年後に売る可能性があるか。

そして、その建物がどんな地盤の上に建っているのか。

一件を見るということは、思っているより広い。

このマンション、本当にこの価格で買っていいだろうか。

そこから、不動産会社に聞いてみてもいいと思います。

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