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青葉台はどんな街?|駅近・住みやすさ・地盤・坂・治安・不動産を徹底解説

住みやすさと、家賃相場

AOBADAI / YOKOHAMA

青葉台はどんな街?|駅近と、その先で変わる住みやすさを不動産会社が見る

青葉台は、どこまでが「青葉台」なのか。

不動産情報を見ていると、青葉台駅からバスで向かう住宅地も、 国道246号を越えた地域も、 広い意味では「青葉台エリア」として紹介されます。

もちろん、青葉台駅を利用できるという意味では間違いではありません。

ただ、実際にこの街を長く見ていると、 青葉台らしさが最も濃いのは、やはり駅の周辺だと思います。

駅を出れば青葉台東急スクエアがあり、 商業施設、飲食店、銀行、クリニック、学習塾などが集まる。 その周囲には、計画的につくられた住宅街が広がっています。

ところが、駅から10分、15分と歩いていくと、 街の表情は少しずつ変わります。

「青葉台駅が使える」ことと、
「青葉台駅前で暮らす」ことは、同じではありません。

青葉台で住まいを探すなら、 この違いから見た方がいいと思っています。

THE STATION

青葉台は、駅を中心につくられた街。

青葉台は、昔から自然発生的に市街地が広がった街ではありません。

1966年、田園都市線の溝の口―長津田間が開通。 青葉台駅も、このとき誕生しました。

その前後から大規模な土地区画整理と住宅開発が進み、 駅を中心として道路、住宅、商業施設が計画的につくられていきます。

東急の記録を見ると、 開通直後の1966年には青葉台駅前にサービスセンターが設置され、 分譲地や建売住宅の販売、住宅建築、引越し、生活インフラまで 新しい街で暮らすための窓口として機能していました。

1967年には青葉台駅前の商業施設も整備され、 その後、現在の青葉台東急スクエアにつながる 商業・文化機能が集積していきます。

つまり青葉台は、 鉄道を通して、その駅を中心に住宅地をつくった街 です。

これは、たまプラーザにも共通しています。

現在、横浜市は青葉台駅周辺を 「横浜市北西部の拠点」 と位置づけています。

一方、街が成熟したことで、 建物の高経年化、バリアフリー、 交通、駅前空間など新しい課題も出てきました。

2025年には横浜市、東急、URが連携協定を締結。 2026年現在、 青葉台駅周辺では将来のまちづくり構想の策定が進められています。

青葉台は、完成して終わった郊外ではありません。
いま、次の青葉台を考え始めています。
WALKING DISTANCE

私たちが見る青葉台は、かなり駅近です。

ここは、はっきり書いておきます。

私たちは「青葉台駅利用可」というだけで、 すべての物件を同じ青葉台として見ているわけではありません。

国道246号を越えたしらとり台方面。

バス利用が中心になる鴨志田方面。

田奈・恩田方面。

それぞれに、 広さ、緑、価格、静けさなどの良さがあります。

ただし、 青葉台駅前の暮らしとは別の住宅市場として考えた方がいい。

私たちが青葉台に魅力を感じるのは、 駅まで歩き、 駅前の商業施設を日常使いし、 電車に乗り、 塾や習い事、買い物まで含めて駅を中心に生活できる範囲です。

青葉台では、
「青葉台駅が使えるか」より、
「青葉台駅から何分なのか」。

ここをかなり重く見ます。

徒歩10分でも街の雰囲気は変わります。 15分、さらにバス便となれば、 同じ駅を利用していても生活そのものが変わってきます。

これは、その地域が良いか悪いかという話ではありません。

違うものを、同じ「青葉台」として売らない。

不動産会社としては、その方が正直だと思っています。

TIME

青葉台は、時間の流れが少し遅い。

田町・芝浦、港区、中央区から青葉台へ来ると、 街の時間が少しゆっくりになったように感じます。

高層ビルが建ち、 新しい店が開き、 古い建物が壊され、 また新しい街ができる。

そんな都心の速度とは、かなり違います。

青葉台駅前には、 日常生活に必要なものはかなり揃っています。

しかし、 六本木、麻布、芝浦、勝どきなどのように、 次々と新しいものが現れる街ではありません。

それを「刺激がない」と感じるか。
「落ち着いている」と感じるか。

ここは、青葉台を選ぶうえで意外に大きな分かれ目だと思います。

仕事も休日も刺激のある街で暮らしたい人には、 少し物足りないかもしれません。

一方、 仕事は東京。 家に帰ったら静かに暮らしたい。 休日は家族で過ごしたい。 車で出かけたい。

そんな生活には、 この「何も起こりすぎない感じ」が心地いい。

青葉台には、 都心とは違う時間が流れています。

HILLS

坂は「あります」ではなく、かなりあります。

青葉台で家を探すなら、 地図の徒歩分数だけで判断しない方がいいと思います。

青葉区は多摩丘陵の地形から成り立っています。

実際に歩けば分かります。

坂は多いです。そして、場所によってはかなり急です。

駅徒歩10分でも、 平坦な10分と、 最後に急坂を上る10分では意味が違います。

朝は下り。 帰宅時は毎日上り。

若いうちは気にならなくても、 ベビーカー、自転車、日々の買い物、 そして年齢を重ねた後まで考えると、 坂は住宅選びの条件になります。

青葉台では、
「駅徒歩○分」と同じくらい、
「駅までの高低差」を見た方がいい。

これは検索サイトでは分かりにくく、 実際に歩いて初めて分かる部分です。

GROUND & WATER

坂は弱点。
でも、その坂をつくった地形は魅力でもある。

青葉台の坂は、 日常生活では明らかに弱点です。

ただ、その高低差をつくっているのが多摩丘陵です。

青葉区には鶴見川、恩田川、早渕川などの河川があるため、 「青葉区には川がない」というわけではありません。

ただし青葉台駅周辺は、 大きな河川沿いの低地に形成された駅前ではありません。

横浜市の洪水・内水ハザードマップを見ても、 河川沿いの低地と丘陵側では、 水害リスクの性格がかなり違います。

青葉台駅近の住宅地を評価するとき、 私たちはこの点をかなり好意的に見ています。

坂が多い代わりに、
河川低地とは違う地形の上に街がある。

これは、 たまプラーザにも共通する特徴です。

ただし、 「高台だから水害がない」 「地盤が良いから地震でも揺れない」 とまでは言えません。

内水。 谷地形。 造成地。 斜面。 土砂災害。

そして戸建てなら擁壁。

物件ごとに見る必要があります。

それでも、 港区・中央区の湾岸や河川低地の物件を見るときとは、 確認するリスクの種類が違います。

平坦さを取るか。
丘陵を取るか。

不動産では、 一つの長所が別の短所と表裏一体になっていることがよくあります。

青葉台は、 そのことが非常に分かりやすい街です。

CONDOMINIUM

マンションは、「青葉台だから」で買わない。

青葉台のマンション市場も、 港区・中央区とはかなり違います。

湾岸のように、 大手デベロッパーによる数百戸規模のタワーマンションが 次々と供給される市場ではありません。

中規模のマンションも多く、 築年数、分譲会社、施工会社、 管理状態、修繕計画など、 一棟ごとの差が出やすいと感じます。

駅から近い。 雰囲気もいい。 間取りも悪くない。 東京より価格も現実的。

そこで終わらせたくありません。

10年後、15年後。
売ろうとしたとき、誰がこのマンションを買うのか。

青葉台でマンションを購入するなら、 ここまで考えたいと思っています。

中堅デベロッパーだから悪い。 小規模だから悪い。 という話ではありません。

むしろ、 ブランド名だけではなく、一棟ずつ中身を見る必要がある市場 だと思っています。

駅距離。 管理。 修繕。 総戸数。 駐車場。 周囲の住宅環境。 そして将来の買い手。

購入時の住み心地だけではなく、 出口まで見て選びます。

RENTAL

賃貸は、「新しいマンションを選べばいい」が通用しにくい。

青葉台は、 都心湾岸のように大手デベロッパーの大型賃貸マンションが 継続的に大量供給されるエリアではありません。

そのため、 同じ駅徒歩、 同じ広さ、 同じくらいの賃料でも、 建物による差がかなりあります。

築年数。 設備。 共用部。 管理状態。 リフォームの履歴。

写真だけでは分からない部分も少なくありません。

反対に、 築年数だけを見ると古くても、 共用部がきれいに維持され、 室内もきちんと更新されている物件があります。

青葉台の賃貸は、
「古いか、新しいか」より、
「どう古くなっているか」を見る。

ここは物件ごとに見分けたいところです。

EDUCATION

駅周辺では、教育への関心の高さを感じます。

青葉台駅周辺を歩けば、 学習塾や教育関連施設が多いことに気づきます。

私立中学受験を考える家庭も珍しくなく、 子どもの教育環境を理由に青葉台を選ぶ家庭もあります。

ただし、 これも「青葉台駅利用エリア」全体を 一括りにして語るべきではないと思っています。

私たちが日常的に感じる教育への関心の高さは、 特に駅徒歩圏の住宅地で強く感じるものです。

なお、 「駅近の私立中学受験率が50%」というような数字については、 駅徒歩圏だけを切り出した公的統計を確認できないため、 ここでは数字として断定しません。

数字を盛るより、 実際に街を歩いたときに何があるか。

その方が、この街を理解するには大切だと思っています。

AGING

田園都市線がこれから向き合う、高齢化。

青葉台だけの話ではありません。

田園都市線沿線には、 高度成長期以降、 同じ時期に大規模に開発された住宅地が数多くあります。

同じ時期に住宅を購入した世代が、 街と一緒に年齢を重ねています。

これは、 たまプラーザにも、 青葉台にも共通するテーマです。

ただし、 「田園都市線は高齢者ばかり」 という単純な話でもありません。

駅や街区によって世代構成は異なり、 若い子育て世帯が入っている場所もあります。

大切なのは、 成熟した住宅地であることと、高齢化が同時に進んでいること。

この二つを一緒に見ることだと思います。

駅前の建物の更新。 バリアフリー。 坂のある街での移動。 古くなった戸建ての建替え。 マンションの修繕。 世代交代。

これからの青葉台の不動産価値を考えるなら、 避けて通れないテーマです。

だからこそ、 横浜市・東急・URが始めている 青葉台駅周辺の新しいまちづくりには注目しています。

BEYOND THE STATION

駅前だけでは、青葉台周辺の面白さは半分しか見えない。

青葉台の中心は駅前です。

ただ、 少し外へ目を向けると、 この地域にはまったく違う景色があります。

鴨志田方面には、 日本体育大学の横浜・健志台キャンパス。

周辺には学校や教育施設があります。

さらに先へ行けば、 こどもの国。

そして寺家町には、 横浜市内とは思えないほどの 谷戸田、田畑、雑木林の風景が残っています。

横浜市自身が、 寺家ふるさと村を 「昔ながらの横浜の田園風景」が残る場所として紹介しています。

駅前の商業地から、 少し移動しただけで田園風景になる。

これも、 港区・中央区にはない青葉台周辺の面白さです。

ただし、 これらをすべて 「青葉台駅前の暮らし」と一括りにはしません。

駅前は駅前。
郊外は郊外。

それぞれの良さを、 分けて考えます。

WHO IS IT FOR?

青葉台が合う人。
合わない人。

青葉台が合いやすい人

東京へ通勤するけれど、家では静かに暮らしたい。
駅前で日常生活を完結させたい。
教育環境を重視したい。
緑や落ち着いた住宅街が好き。
都心の密度から少し距離を置きたい。
そして、駅近を選べる人。

青葉台が合いにくい人

夜遅くまで街の刺激が欲しい。
坂道を避けたい。
駅から遠くても同じ街の価値が続くことを求める。
大規模な新築マンションを中心に探したい。
車を使わず、どこへでも平坦に歩きたい。

どちらが正しいという話ではありません。

住む街は、 スペックだけでは決まりません。

自分の生活に、 その街の速度や地形が合うかどうか。

青葉台は、 そこまで考えて選ぶと面白い街です。

AOBADAI / TAMAPLAZA / TOKYO

青葉台だけで、決めなくていい。

青葉台を検討しているなら、 たまプラーザも見てみる。

田園都市線をもう少し東京側へ行って、 二子玉川や世田谷も見る。

反対に、 東京湾岸のマンションも見てみる。

同じ予算でも、 手に入る広さ、 駅距離、 建物、 街の刺激、 地盤、 水害リスク、 そして時間の流れまで変わります。

街を先に決める必要はありません。

東京か、横浜か。

田園都市線か、湾岸か。

マンションか、戸建てか。

希望を聞いてから、 一緒に比べればいいと思っています。

参考資料

横浜市「青葉台駅周辺地区」
横浜市青葉区「青葉区のハザードマップ」
横浜市「浸水ハザードマップ(青葉区版)」
横浜市「高速鉄道3号線の延伸(あざみ野~新百合ヶ丘)」
横浜市「寺家ふるさと村」
東急株式会社「東急100年史」
東急電鉄「田園都市線の歴史」
神奈川県警察 青葉警察署「事件発生状況」
神奈川県警察 青葉警察署「交番案内」

※災害リスク、地盤、擁壁、造成等については、 地域全体の傾向だけで判断せず、購入・賃借する個別物件ごとに確認する必要があります。

※横浜市営地下鉄ブルーラインのあざみ野~新百合ヶ丘延伸は事業化されていますが、 開業時期を含む事業計画は現在精査中です。 将来の開業や不動産価格の上昇を保証するものではありません。

※横浜・青葉台には、法人の別業務で使用している拠点があります。 不動産事業の拠点は田町・芝浦です。

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