
20代夫婦の2LDK賃貸選び|おすすめ間取りより、生活動線から考えたテラスハウス提案
20代夫婦の2LDK賃貸選び|間取りではなく、二人の時間から考える
20代の共働き夫婦。
希望は2LDK。
車はCX-5。
休日はアウトドア。
そして、お二人とも勤務時間が一定ではありません。
今回ご提案したのは、一般的な2LDKマンションではなく、2LDKのテラスハウスでした。
理由は、間取りが良かったからだけではありません。
お二人の一週間を考えると、この物件の使い方が見えてきたからです。
20代夫婦なら2LDKがおすすめ、とは限らない
二人暮らしの賃貸を探すとき、「1LDKと2LDKのどちらがおすすめですか」と聞かれることがあります。
ただ、人数だけでは決められません。
在宅勤務をするのか。
勤務時間は同じなのか。
荷物は多いのか。
車を持っているのか。
休日を家で過ごすのか、外へ出るのか。
同じ20代夫婦でも、暮らし方はまったく違います。
今回のお二人の場合、大切だったのは部屋数よりも、仕事、睡眠、車、アウトドアを一つの生活としてつなげられることでした。
戸建てを買う前に見ること|隣近所・土地・建物・設計・暮らしまで →
神奈川の物件も、普通に探します
今回ご提案したのは、神奈川県内の物件でした。
blue bloodedは田町・芝浦を拠点としていますが、物件探しを港区や東京都心だけに限定しているわけではありません。
横浜・川崎については、湾岸エリアと同じように日常的な対応エリアとして物件をご紹介できます。
勤務地、車の使い方、休日の過ごし方まで考えると、東京だけに絞らない方が選択肢が広がることもあります。
そして、この物件は多摩丘陵のど真ん中
今回の物件を見るうえで、もう一つ知っておきたいのが土地の成り立ちです。
場所は、多摩丘陵の中にあります。
ただし、丘陵地だから良い、という単純な話ではありません。
同じ多摩丘陵でも、尾根なのか、斜面なのか、谷なのかで土地の見え方は変わります。
住まいを選ぶときに地盤だけで結論を出すことはありませんが、その家がどんな地形の上にあるのかは知っておいていいと思います。
職場まで徒歩5分。それだけで一日の使い方が変わる
今回の物件は、職場まで徒歩約5分。
駅徒歩だけを見れば、それほど重要に感じない条件かもしれません。
でも、勤務時間が不規則なお二人には大きな意味があります。
帰宅に30分かかるのか。
5分で家に着くのか。
一日だけなら小さな差です。
毎週、毎月と積み重なると大きな差になります。
不動産の価値は、駅まで何分かだけではありません。
自分が毎日行く場所まで何分なのか。
そこも見ます。
帰宅した後に、仕事から離れられる家
勤務先が近いからこそ、家の中では仕事から切り替えたい。
そこで2階のLDKを、帰宅後に気持ちを切り替える場所として考えました。
照明を少し落とす。
家具を詰め込みすぎない。
食事をする。
会話をする。
勤務先から家までの距離が短い分、家に入ってから気持ちを切り替える仕組みを作ります。
2LDKでも、二人の睡眠をどう守るかを見る
共働き夫婦の場合、二人がいつも同じ時間に帰宅するとは限りません。
今回も勤務時間がずれることがありました。
一人が眠っている時間に、もう一人が帰宅する。
そのとき、玄関から寝室までどう移動するのか。
シャワーや洗面を使った音がどこまで届くのか。
照明を点けたとき、相手を起こさないか。
2LDKという表記だけでは分からない部分です。
部屋数ではなく、二人の生活時間を分けられるか。
そこまで見て間取りを考えます。
CX-5とアウトドアまで、住まいの条件に入れる
お二人の共通の趣味はアウトドアです。
CX-5で遠出することも多い。
そうなると、駐車場があるだけでは足りません。
アウトドア用品をどこに置くか。
家から車までどう運ぶか。
金曜の夜に準備して、土曜の朝すぐに出発できるか。
帰宅したとき、汚れた道具をどこに置くか。
そこでテラス部分も、単なる屋外スペースではなく、アウトドアへ出るための前室として考えました。
防水のギアボックスを置く。
必要なものをまとめておく。
車への積み替えを簡単にする。
趣味まで住まいの中に入れて考えると、マンションとは違うテラスハウスの良さが出てきます。
戸建ては建物だけでは選ばない|土地・設計・暮らしまで見る →
テラスハウスは住みやすいのか
テラスハウスには、マンションとは違う特徴があります。
上下階を自分たちで使える。
玄関から居室までの動線が違う。
屋外との距離が近い。
一方で、階段があります。
生活動線が上下に分かれます。
どちらが住みやすいかは、人によります。
今回のお二人の場合は、仕事と休息、日常とアウトドアを上下階で少し分けられることがメリットになると考えました。
高速道路沿い。騒音は必ず確認する
もちろん、良いところだけではありません。
今回の物件では、高速道路に近いことが一つの確認点でした。
アウトドアへ出かけるには便利です。
一方、住まいとして考えれば騒音を確認する必要があります。
窓を閉めた状態。
窓を開けた状態。
昼。
夜。
音の感じ方は人によっても違います。
だから「高速道路沿いだから駄目」とも、「窓を閉めれば大丈夫」とも決めません。
便利さと気になる点を両方見て、その人に合うかを考えます。
賃貸だから、原状回復できる方法で考える
騒音が気になる場合でも、賃貸物件では自由に工事できるわけではありません。
そこで、原状回復を前提にした対策を考えます。
防音性能を意識したカーテン。
家具配置による吸音。
必要であれば、貸主側と相談できる方法がないか確認する。
大がかりな造作を前提にしなくても、できることはあります。
防虫も、入居してからではなく入居前に考える
テラスや屋外との距離が近い住まいでは、防虫についても考えました。
エアコンのドレン管。
玄関周辺。
窓。
水回り。
入居してから困るのではなく、最初に確認できることを整理します。
こうしたことは物件検索サイトの設備欄にはほとんど出てきません。
でも、実際に暮らし始めれば毎日のことです。
最後まで気になったのは、帰り道の坂でした
この物件で、私が最後まで気になったことがあります。
帰り道の急な上り坂です。
元気な休日の午後なら、それほど問題ではないかもしれません。
でも、勤務を終えた深夜はどうか。
雨の日はどうか。
荷物を持っている日はどうか。
毎日の生活では、物件そのもの以外の小さな負担が積み重なります。
職場まで徒歩5分というメリットだけで終わらず、その5分を実際に歩いたときにどう感じるかまで見ます。
そして坂がある場所では、地形そのものにも理由があります。
内見は、部屋を見るだけではない
賃貸の内見では、室内のきれいさや設備だけを確認するわけではありません。
家具を置けるか。
音はどうか。
車は使いやすいか。
帰宅動線はどうか。
周辺を実際に歩いたらどう感じるか。
そこで暮らす一日を想像しながら見ます。
間取りではなく、時間を提案する
今回のご提案で考えたのは、「2LDKだからおすすめ」ということではありません。
朝、どう起きるのか。
仕事からどう帰ってくるのか。
二人の帰宅時間が違う夜をどう過ごすのか。
金曜の夜、アウトドア用品をどう準備するのか。
土曜の朝、CX-5でどう出発するのか。
その家で、どんな一日が始まり、どんな夜が終わるのか。
そこまで考えた結果として、今回の2LDKテラスハウスが候補になりました。
戸建て・テラスハウスを、もう少し見る
戸建てやテラスハウスは、一棟ずつ条件が違います。
一人暮らしなら、また提案は変わる
27㎡のワンルームでは、ベッド、テレビ、デスク、ヨガスペースを組み合わせて4つのおすすめレイアウトを考えました。
購入する高層タワーマンションでは、眺望、家具、照明、内装まで考えました。
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賃貸でも、購入でも、広くても、コンパクトでも。
物件を選ぶだけではなく、その先まで考える。
blue bloodedでは、こうした提案を実際に行っています。
賃貸の住まい探しについて
賃貸でどのように物件を探し、ご提案しているかはこちらにもまとめています。
すでに別の不動産会社から紹介を受けていて、物件についてもう一つ意見が欲しい場合はこちらです。
この物件なら、二人でどう暮らせますか?
いま見ている1LDK、2LDK、テラスハウスがあれば、物件URLや間取りを送ってください。
東京だけでなく、横浜・川崎を含む神奈川の物件もご紹介できます。
間取りだけではなく、通勤、勤務時間、家具、車、趣味、生活動線まで含めて考えます。
「この物件で、実際どう暮らすか」から見てみます。




